出前プンムル’20

「出前マダン@東松ノ木団地」

 


10月25日 日曜日の昼下がり 

秋晴れとはこのことよと自慢している様な青空 
写真家、画家、詩人が逃さない程の美しい鴨川の情景

マスク、少人数、野外、コロナ禍での出前プンムル
この企画は、ある在日コリアン二世のハルモニの思いから始まりました

東九条まちづくりサポートセンター「まめもやし」の村木さんに会いに行った日のことでした
村木さんは、東松ノ木団地で生活支援や住民の方々の聞き取りなどをされています
事務所の前のソファに、そのハルモニは腰掛けていて、昔話に花を咲かせていました
「前はマダンにも行けたけど、今は団地内しか歩けないから行けへんわ また、マダンに行きたいなぁ  ここでも昔は、よく踊ったわ 前に管理人してたパクくんにも会いたいなぁ」
村木さんと私は、このハルモニの希望を実現しようと考えて、マダン、住民のそれぞれに承認を取り、この出前プンムルの日を迎えました

当日は、20人ぐらいの住人がお集まりなって、出前プンムルに拍手を送って下さいました
因みに出前プンムル参加者も10代から70代という、マダンならではの構成でした

マスク越しのハルモニも、笑顔に満ちていて、幸せそうに見えました

コロナ禍だからこそ、思いついた企画
届けたい感謝の気持ち




    いこか つくろか みんなのマダン